2024/12/17
闘う 沈まずに
「世界報道写真展2024京都」へ行ってきた。開催場所は京都市烏丸御池にある京都新聞本社地下にある、元新聞印刷所跡である。印刷設備は撤去されているものの、床、壁、天井、配管などは工場跡地であることを十分偲ばせる。 上記写真は、ロトマウ・フィアフィア(72歳)が少年だった頃に海岸線だった場所に孫のジョンと立っている姿である。胸から下は海の中である。2023年8月、フィジー・キオア島サリア湾。エディ・ジム撮影。 本写真展は写真、動画の撮影OK、SNSへのアップも許可されている。
2024/08/28
我が家の米の消費量は2か月で5kgである。まだ2~3kgは在庫がある。約1ヵ月分だ。そういうことで、この米不足の中、米を買い求める機会はあったが買わなかった。しかし、それは精神衛生上宜しくないことに気付いた。さすがに不安感が増す。家人から米を買うように指令が来た。生協で買うのだが、恐らく抽選となる。1週間後の抽選結果が楽しみだ。
2024/06/17
聖地巡礼 アビィ・ロード
アニメなどで描かれた舞台が聖地巡礼として随分前から人気である。最近はインバウンドにとっても訪問先となっている。滋賀では、かるた(百人一首)が題材のアニメ「ちはやふる」の舞台「近江神宮」が有名である。大津の膳所、浜大津が舞台となった成瀬あかりのシリーズでも地元膳所のフレンドマート、ときめき坂、浜大津港のミシガンなどもこれから巡礼地になりそうである。 今から55年前の1969年に発表された「Abbey Road(アビィ・ロード)」というビートルズのアルバムがある。12枚目のアルバムで、事実上ビートルズ最後のアルバムとなった。作成されたスタジオはその後、道路の名称にちなんでアビィ・ロード・スタジオと改称された。スタジオ前のアビィ・ロードの横断歩道を歩くビートルズの4人の写真がアルバム・ジャケットになっている。コナン・ドイルの小説シャーロック・ホームズで有名なベーカー街も近くにあるこのロンドン市街のアビィ・ロードの横断歩道が、55年経った今でも英国人及び世界のひとにとっての聖地である。 この聖地の24時間動画が世界に配信されている。日本とロンドンは8時間の時差があるが、日本でも見ることができる
2024/04/24
 「嘘も百回言えば真実となる」という言葉がある(らしい)。どこかの歴史に残る人物が吐いた言葉だと思うのだが、多分政治家か陰謀家であろうと思う。これ以上の詮索はしない。ただし、これはある意味真実をついている。インターネット上に記載された文章や画像などは嘘でも消されない。どころか、場合によっては拡大再生産され、それが一部のひとにとっては真実として受け止められる可能性も大である。  陰謀論を語る文章の中で、「嘘の中に本当のことを少し混ぜると、人々は真実であると思い込んでしまう」というものがあった。まさにその通りである。昭和の時代から格段に情報量が増え、かつ手軽に入手できるようになった現代社会。情報の真贋を見極め、自身の価値観によってそれらを評価する力が求められている。
2023/07/08
つまづいたってもええがな       にんげんやさかいに                                                                    だっでんあっとばい      ひとんいわれんくるしかこつが                                               だっでんあっとたい      ひとんいわれんかなしかこつが                                                  ただだまっとるだけたい       いうたら      ぐちんなるけん
2023/07/08
ユニバーサルデザインが色々なところで導入されている時代であるが、色の面でもユニバーサルカラーというものがある。一般に色覚障がいがあるひとでも見やすい色が「青」とされている。4月8日付けの京都新聞記事によると、青を基調とした車体の救急車が開発されたそうである。白地に赤のラインが入ったこれまでの救急車は、赤が見えにくい色覚障がい者には通常のワゴン車との見分けが難しいということである。一方で、法令で救急車の車体色は白と決まっており、すぐに導入というわけにはいかず、まずは啓発イベントでの活用や緊急性の低い患者移送を担う民間救急での導入を目指すそうである。 ところで、「アリスのレストラン」という映画(1969年、アーサ・ペン監督)で、出演者が赤いサングラスをかけているシーンがあった。墓地での葬送のシーンである。当時、色覚多様性(当時は色盲という言葉が使われていた)のひとが使用するのが赤いサングラスだと聞いたことがあり、その関係でよく覚えている。現在は、おしゃれかつさまざまな色覚補正めがねが世に出ており、暮らしやすさも改善されているのではないだろうか。 さて、NACS西日本支部ホームページの・・・
2023/07/08
AIによる描画あるいはAIチャット(チャットGPTなど)が注目を集めている。両方とも無料で利用できる(有料版もある)。まだまだ、改良の余地はあると思われるが、インターネットの開発や産業革命に匹敵するものであると指摘する識者もいる。今後の進化を考えると末恐ろしいとも言え、今後各方面に大きな影響を与えるのは間違いない。  AIとはつまり人工知能である。人工知能の元(知的資源)は過去のデータである。例えば、過去に発表された論文、新聞・雑誌記事、辞書・辞典・事典、テキスト、法律・判例、小説・詩など、Webページや掲示板に掲載されているさまざまな情報である。これら膨大なデータを読み込ませて基礎知識や専門知識を蓄積し、自身で学び、質問や課題に対して回答を出すのが人工知能である。AIチャットは、ひとりの人間が何十年・何百年かかっても覚えきれない情報を蓄積し、質問に対して最適な(かどうかは別にして)答や解を出すのである。チャットGPTを使うと医師国家試験も合格できるという優れものである(日本語版でも、実際の試験問題を解かせたところ、合格ラインには届かなかったものの、55%の正答率だった・・・・・
2022/11/21
マイクロプラスチックの見える化
マイクロ(μ)とは100万分の一を示す。つまり1μメートルは1メートルの100万分の一、1ミリメートルの1000分の一の長さということになる。かなり小さいが肉眼で確認できないこともない。では、マイクロプラスチックを肉眼で観察したことがありますか?と問われると、・・・・・・?となる。そもそも、マイクロサイズの大きさの物質があったとしても、それがプラスチックであるのかどうかは俄かには判定ができないだろう。  ところが筆者はマイクロプラスチックの肉眼での見える化に成功した(なんちゃって!)。 それは、日光で分解した発泡スチロールの表面だ。紙で擦ると、表面の白色分解物が付着する。 それが添付の写真である。黒い紙だからよくわかる。 このマイクロプラスチックが食物連鎖により、最終的には人間の体内に取り込まれる。
2022/10/10
自室で香を焚くことがある。20代の頃からの趣味である。かつてはインドや東南アジアの香を焚くことが多かったが、現在はそれに加えて日本の香も焚く。最近は、コーヒーの香りや、スイカの香り、キンモクセイの香り、ラベンダーの香り、ヒノキの香り、ボンタン飴やミルキー、夕張メロン等とのコラボ品など数多くある。選ぶのに困る。  香を焚くときはライターを使う。最近のライターはチャイルドロック構造になっており、高齢者にとっては使いづらい。相当な親指の力を要する。高齢者にとってもライターは危険物(使うな!)ということか。  そのライターのガスが切れたので、何十年ぶりかでマッチを使うことにした。筆者は若い頃からマッチの収集をしていた。主には、喫茶店、飲み屋、食堂・料理屋、旅館・ホテルなどのマッチである。ラベルを見ても今や思い出せない店もあるし、絶対に忘れられない店もある。今ではマッチを置く店舗はほとんどないと言っても過言ではないだろう。ある時家人の知人がやっていた寿司屋が閉店することになり、在庫のマッチを引き取った。25年以上も前の話である。そのマッチの出番である。木の軸、そして、箱の側面の赤燐。.....
2022/10/01
ビワマスに感動する
びわ湖の固有種にビワマスという魚がいる。サケ科の魚だ。最近TVでもよく取り上げられている。NHKBSプレミアムの「釣りびと万歳」でも取り上げられていた。  筆者が初めてビワマスを食したのは5、6年前だろうか。友人と旅行した際の醒ヶ井養鱒場のレストランだった。もちろん、貴重な食材であることは知っていたが、その時はとりわけ美味しいという感慨もなかった。  ところが今夏のことだ。自宅近くのスーパーで、ビワマスが刺身用に三枚おろしで店頭に並んでいた。半身で980円(税込)だった。少し贅沢してみようという気持ちで買い求めた。同じ980円でもサイズはバラバラ。もちろん最大級の物を選んだ。夕食の酒の肴になった。色は鮭のようにオレンジではなく、どちらかというと肌色。日頃の餌のせいだろう。一切れ口に入れると脂がのってこの上ない美味。今まで食べたサーモンの比ではない。半身という量は夫婦二人には多すぎる。翌日の朝食にビワマス丼として食べた。これまた絶品。  この美味をもう一度シーズン中に味わいたいと思った。次の機会に見ると丸ごと一匹.........

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