パルスオキシメーター

 

 

パルスオキシメーターが品不足であるため、一般の人は購入しないようメーカーが呼びかけているそうである。パルスオキシメーターとは、脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度 (SpO2)をモニタリングする医療機器であるが、要は、人の血液中の酸素と結合したヘモグロビンと酸素を離したヘモグロビンの割合を測定する機器で、日本の企業が1974年に開発した機器だそうである。正常値は9698%で、95%以下になると、心肺機能の低下が心配される(コロナに感染した宿泊療養者や自宅療養者などに貸し出される由縁である)。一方、登山家の高所順応の目安に使われることもあるという。

 

現在では、指先を機器に差し込めば58秒ほどで結果が表示される製品が国外産品を中心に多数出回っている(ネットでは、1,0003,000円程度で中国製と思われるものが多数出品されている)。さて、冒頭のメーカーの呼びかけであるが、これは恐らく国産品を指しているのであろう。ただ、国産品は7,00030,000円と高価で、とても一般家庭で体温計のように常備機器として気楽に購入できるものではない。そこで、中国製と思われるものをamazonで購入した。送料、税金込みで2,000円弱だった。申し込み後2週間くらいで国際便で中国から届いた。精度は現段階では何とも評価が難しいが、確かに体調が悪い時は値が下がる傾向にあることはわかった。悪い買い物ではなかったように思う。